UIデザイナーはゲーム業界以外にもTVやスマホ、ケータイの部門でもスキルを応用できます。
UIとはユーザーインターフェイスのことで画面に表示されるデータのこと。
ゲーム上ではアイテムのアイコンや体力ゲージがこれに当てはまります。
UIは派手さに欠けるのでキャラクターなどの3DCGを手掛けたい方には退屈なことのように思えますが、TVやケータイなど就職口が広く柔軟に対応できることが長所と言えます。
UIは表示されるだけなので必要な情報を載せるだけのように見えますが、そこには数多くの工夫が陰に存在するのです。
「ユーザーに必要な情報は何か?」「見やすくするための色やデザインを考えよう」「動きや形状を変えて美しく見せよう」と、注目してみるとデザイナーの個性がうかがえます。
その逆にデザインが悪ければユーザーが離れてしまうという致命的な結果も招いてしまうので、緊張感とやりがいが常に意識される重要な仕事です。
あまり注目を浴びていなくても、UIデザインはユーザーのシビアな潜在意識を動かしているのです。